フローリングの剥離作業はリスクがいっぱい?
フローリングのワックス剥離作業において最も注意すべきなのは、剥離剤による「変色・ふくれ・反りかえり」です。ワックス成分を溶かすために剥離剤を塗布し、反応を待ちます。しかし、粘度の低い剥離剤を使用すると、幅木と床の隙間や床材の継ぎ目に浸み込んでしまい、変色やふくれ、反りかえりなどのリスクが大幅に増加します。そのため、通常は粘度の高い剥離剤を使用して、浸透リスクを最小限に抑えた作業が重要です。ただし、粘度の高い剥離剤はコストが高く、作業性も低下するため一部の業者では使用しない場合もあります。
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剥離作業で考慮すべき点
フローリングはとてもデリケートな床材のため、おもに以下の点に注意して作業を実施します。
何回✖️何年程度ワックスを塗布してきたか。何層にも塗布されていればいるほど剥離に時間が掛かります。
粘度が高ければ高いほど床材に対するダメージを抑える事が可能ですがワックスを溶かすのに時間が掛かります。
基本的に塗布時間が長ければ長いほど剥離剤がワックスと反応しますが床材の継ぎ目などに浸み込むリスクが出てきます。
パッド、ブラシ。それぞれの硬さ。もちろん硬い方がワックスに効果的ですが床材にダメージを与える可能性があります。
さらにフローリングの状態によって剥離剤の濃度や道具の選定します。これには長年の経験がとても重要になってきます。
まとめ
フローリングワックスの剥離をご検討の際は専門の業者さんにお願いするのが一番です。ダスキンサービスマスターでもフローリングワックスの剥離作業を実施しておりますのでお近くの店舗にご相談ください。